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正しいシャンプーの仕方

正しいシャンプーの仕方

皆さん、シャンプーって、結構いいかげんに済ませていませんか?
ダメですよぉ・・・・日々のシャンプーこそヘアケアの最重要ポイントなのですから。

毛穴の汚れや、髪の毛の汚れを綺麗に落としもしないで、
「わたしは毎日トリートメントしてます。」って威張ってみても、
効果がなければ、意味が無いでしょう・・・・・ねっ!

シャンプーの前に・・・

ロングの方や、パーマをかけている方などで、髪の毛のからみ、ひっかかりがある方は、
前もって、からみを取っておいてあげないと、お湯で濡らされた髪は、
キューティクルが開いてきますので、余計にからんでキューティクルを損傷してしまいます。

それを防ぐ方法は、まずいちばんからんでいる「毛先」を優しく、
手櫛か目の粗いブラシなどでとかします。
それから、「中間」から「毛先」へとかし、最後に「根元」から「毛先」へ髪全体のブラッシングをするわけです。

まぁ、からんでいなければ、とばしても良いんですが・・・・・

シャンプー前のすすぎ

地肌まで十分に水分が行きわたる様に、しっかり、たっぷり濡らしてください。
水分が足りないと、泡立ちが悪くなりキューティクルの損傷の原因になります。

本来、シャンプーの泡という物は、髪の毛どうしが擦れ合って傷つけあうのを、防ぐクッションの役目をしているのです。

よく「髪を洗う」と言いますが、実は普通の生活をしていれば、「髪」自体は、そんなにすごく汚れる物ではないのです。
ですから、このシャンプー前のすすぎの段階で、おおまかな汚れは取れています。

つまり、シャンプーとは「髪を洗う」と言うより「頭皮を洗う」と思っていただきたいのです。
実際、頭皮からの脂の分泌は他の部位の約2倍。そのうえ雑菌も繁殖しやすいのです。

シャンプー

まず、手のひらである程度泡立ててから、まんべんなく頭全体に塗布します。
泡立ちの悪い時は、いちどさっと流して二度洗いをおすすめします。

たくさん汗をかいたとき、皮脂の分泌が多いとき等泡立ちが悪い時があります。
二回目のシャンプーは一回目のシャンプー量の半分くらいで十分です。
モッコッモコに泡立ちます。

洗い方は、爪を立てないで指の腹、もしくは手のひらで、「頭皮をマッサージしている」という気持ちで、細かく泡立てます。

そして重要なのが、洗い終わってからの「すすぎ」です。
「洗う時間」より「流す時間」を多くとってください。
よくすすげていないと、シャンプー剤が頭皮に残ったりして、それが老廃物となって頭皮の毛穴をふさいだりして、かゆみ、ふけなどの原因になります。

最後にトリートメントで栄養分を補って、髪の乾燥を防いであげましょう。
トリートメントも地肌に残らないようにしっかりすすぎましょう。

お風呂から上がって、寝る前に・・・

これが結構、重要な事なのですが、濡れた髪というのは、側鎖結合のひとつ「水素結合」が水分によって切断された状態です。
その上、髪が必要以上の水分を吸収し、膨張している状態であり、そのとき、キューティクルも開いた状態にあるわけです。
このように、弱い状態の髪のまま寝てしまうと、髪どうしがこすれあって、キューティクルをはがしてしまい、寝ている間に髪を傷めつける結果になります。

では、どうしますか?・・・・・そうです。乾かせばいいのです。
乾かせば、切断されていた「水素結合」は再結合しますし、キューティクルも閉じます。

「ドライヤーの熱で、髪が傷むんじゃないの?」と心配される方もいますが、ドライヤーの使い方の問題です。
ドライヤーの熱を直接至近距離から当てたら、もちろん傷みます。
少し離して「熱」で乾かすのではなく、「風」を「髪と髪の間に通す」ように、ドライヤーを使うように心がけます。
この時、ヘアケア剤をつけて、直接、熱がいかないようにするのも、大切です。

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